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2017年1月 9日 (月)

851m.エイト晴嵐の事故のご報告

いささか旧聞で申し訳ありませんが、昨年の12/11(日)に乗艇中のエイト晴嵐が中央部から二つ折れになるという事故が発生しました。
これは絵の通りモーターボートが停止していた晴嵐の近くを通った際、その波を受けた事が原因です。
幸い芦屋川河口の近くで砂浜も有り、浸水も激しくなかったためそこに乗り上げる事で沈没は免れ、また怪我人も出なかったのは不幸中の幸いでした。晴嵐はナックルで艇庫まで曳航しましたが修復は絶望的な状況でした。
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勿論、第一原因は兵庫県の「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例」違反のモーターボートですが、現場検証に来た海上保安庁は「波と艇の破損の因果関係は証明しづらく事件として立件不可能。後は民事訴訟を起こすかどうか」との判断でした。
一方で晴嵐側にも反省点は有り、波に対して艇を平行にしなかった、岸壁近くで波を待ち受けたため返し波も受ける事になり波高が倍になった、という点はあります。シングルやダブルの場合は転覆していたかもしれません。

我々の練習水域ではモーターボートの他に貨物船やタグボート、漁船や水上バイクに遭遇する事が良くあります。波を受ける場合は艇を波に平行に、返し波を避けるため岸壁近くで波を受けない、という自衛策を改めて乗艇者全員に徹底する必要がありますね。
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事故に合われた皆さんにとって大変な一日となりました。寒い思いをして体調を崩される方も出て散々でした。お疲れ様でした。お互い気をつけましょう。

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コメント

先送不備がありました
返し波が予想される状況では、寄せ波が過ぎたら直ちに返し波と平行にするため艇の方向を変える。モータボートと岸が近い場合には速い動作が必要、さらに波が複雑になるが、自分のポジションへどのように波が寄せてくるかを見極めて、ブレードでの水面への圧力を調整する。
 絶対にしてはいけないことは、波頭が来たときに波を入れまいとブレードで水面を押さえてしまうこと=艇の折損に繋がる。逆に波の底が艇にかかるときに何もしないでいることも艇の折損に繋がる。
 私はこの様な状況に数百回遭遇していますが、艇に水が入っても艇の損傷を起こしたことはありません。漕手も確実に対応していました。

投稿: 筏 | 2017年1月25日 (水) 17時33分

ここ数十年川での波の避け方を知らないコーチ・舵手がほとんどです。この様な状況では漕手も波の避け方を知っていなければなりません。
モータボートと岸との距離が判りませんが、かなり厳しい状況で有ろうと思われます。
この状況では、岸に寄るよりむしろモータボートに近寄せた方が良い。
 艇を確実に寄せ波と平行にすると共に、返し波を予想する。返し波が来、又複雑な波となったとき波の底が自分の下に来るとき、漕手はブレードで水面を叩くような感じでしっかりハンドルを持ち上げる(艇を持ち上げる気持ち)、他の漕手で高い波が艇に近くなった時は水面を押さえないでバランスのみに気をつける。波を怖がる・水が入るのを怖がっているとブレードで水面を押さえる動きが前記と逆になり艇が折れる事が有る。

投稿: 筏 | 2017年1月25日 (水) 17時20分

エイト折損事故,お見舞い申し上げます. 反射波と同時に,モーターボートの右旋回の内側に位置していたので,モーターの波は集束しより高い波になったことも大きなダメージの一因と考えられます. 岸壁との距離についても教えてください.

投稿: 小沢哲史@日ボ・安全 | 2017年1月23日 (月) 14時57分

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